チベット僧

 街を歩いているといろんな人がやってきます。赤ちゃんを私にぶつけてくる人(私の顔はご利益ありそう!?)や、近づいてきて恭しく帽子を取り頭を私の胸にうずめる老婆とか・・・短いお経を読んであげると私の手にそっとお布施を預けてくれました。

 本堂です。
 ここでみんなが集まってお経を読むのですが本尊様というのが必ずしも真ん中にはなくて別棟にあることも多々です。またお経は個々に違う部屋で地鎮祭のように読み続けていたりもします。

 マニ車です。中にはお経が入っていてまわすごとにお経を読んだのと同じ功徳が得られます。

 この他にハンディタイプのものや水車でまわすタイプ(中〜巨大)までサイズもさまざまです。

 典座(台所)です。色色なものの命に支えられている私たちの命を司る所だけにお寺ではとても重要な部署。日本と同じくかなり整理整頓が行き届いています。

 特に禅宗はトイレと台所に関してとてもうるさいのです。

 道具類は何年も使われているのにぴかぴかです。 ここは500人の僧侶を預かる寺の台所だけに大仕事です。

 毎日の食事はそんなに手の込んだものは作りません。私も皆の口に入るときの温度から最終的に全員に残らないようにきちんと作ることなどでかなり苦労したものです。
 人数が多ければ量の多少には本当に苦労します。

 みんなかなり腕が太くてたくましいです。

 それでいて人懐こくしかめつらした人はあんまりいないので安心。

 日本の修行僧には怖いのがたくさんいますから・・・・・。