無縁にならない永代供養(宗教・宗派問わず)
 納骨のロマンとは?
 
私たち禅宗の和尚には公案というものがあります。
いわゆる「人生の宿題」です。私が持っている公案の一つが
「いのちは どこから来て、どこへ行くのか。」

 かつてインドやチベットを一ヶ月間歩きながらお墓のありようを模索した時期がありました。 インドでは火葬後に河へ流してしまうにもかかわらずお墓がありました。
「ここに眠る」ではなく、「ここに生きた」という墓標でした。
 
いつも故人を形として感じていたい
という思い。

故人に今を報告し、手を合わせる場所という思い。

死後こんな形でこの世にかかわれたらという思い。
(ここで土に還って花を咲かせて ご本尊の観音様に、そしてお参りの方々に会えるなら・・・)

そんなロマンを形にして、一華寺の永代供養になりました。

 
永代供養を変えていきたいという想い
 納骨堂という言葉は一般的になってきました。
通常の納骨堂は、最初にロッカー式の永代使用料を納め、年間管理費の支払いが途絶えた時点、もしくは規定年数後に無縁墓に合祀されます。

 どこの土に還るのか?
わたしたちは自分が供養する側なら・・・、自分が供養される側なら・・・の両方から、あらためて考えました。

お骨の問題で不安や困り事のある方は相談だけでもどうぞいらしてください。電話やメール、遠方の方は郵送(送骨)にも対応いたします。
また、
永代供養のほか海洋散骨のご相談にも乗ります。(ページの最後をご覧ください)



納骨堂 (澄霊塔;ちょうれいとう)

 故人の形見である遺骨を有縁墓で土に還す心の準備ができるまで納骨堂でお参りしていただけます。
 また、お仏壇を持てない方の「位牌堂」としてもご利用いただけます。
 
昭和62年よりお参りいただいているステンドグラスの入ったモダンな塔です


有縁墓(無尽塔;むじんとう)
 故人の形見である遺骨が土に還る場所です。一般的な合祀墓、無縁墓と違うところは和尚もここに埋葬されることです。土に還った私たちの形見は境内の井戸水を通じて花を咲かせ、命はまた新たに輝き、ご本尊様に献花としてお参りができるでしょう。
樹木葬に通じるお墓です。
 
 
 

水子供養地蔵様もいらっしゃいます。
この塔は6世紀にアショカ王によりお釈迦様をたたえ建立された仏塔(ダメーク塔)をモチーフにしています。

呉のカキガラをにがりで固めたレンガを2500個積み上げた世界希少建築です。
【日本建築美術工芸大賞 全日本第二位を受賞いたしました!】



納骨の手続き
 永代納骨の志納金は一律で決めていませんが、30万円(一柱)でお願いしています(水子供養も致しております)。
しかし、定価のように一方的に決めてはおりません。
志納額は納骨数が多いなどそれぞれの事情を十分に勘案して和尚と皆さんで一緒に決めますので、胸中語り合い、思いのたけを話してください。 

 手続き後は納骨堂・有縁墓ともに年間管理費などは必要ありません。
また、霊園にお墓が出来るまでのお骨の一時預かりもいたします。

 生前の手続きも可能です。
生前に納骨の手続きをしたり、あわせて葬儀の手はずを事前にすることが可能です。お寺での葬送セレモニーはご本尊様の前で厳かに執り行われます。

よくある質問

●宗派について
 一華寺の観音様とご縁をもちたいと考えている方なら宗派は問いません。
●檀家について
 檀家としての登録や義務は発生しません。寄付等も発生しません。
●費用について
 年会費、維持費等はありません。
●葬儀について
 どこで葬儀をしている/していないにかかわらず納骨できます


和尚さんが読経する海洋散骨を委託される方は10万円にて承ります。手づから出船し、読経しながらの散骨をいたします。