■民族■
  チベット人と漢民族

 ■言語■
  チベット語と中国語

 ■宗教■
  ほとんどが大乗仏教

 ■時差■
  一時間遅れ

 ■通貨■
  元(1元=15円)


 日本では何となく 罰が当たるとか極楽に行くなんて口にしているけれども
チベットの人たちはそれらをしっかりイメージとして捉えている。 悪い事をすると本当に来世にはひどい目にあうし、仏様だってやたらでっかくて上から見下ろしているようなものばかり。
 そんなチベットの人の信仰度ナンバーワンは観音様。 ダライラマはその化身とされています。

 チベット人は古くて由緒があるものよりも、きれいに美しくかざりたてたものが好きです。活きた信仰がそうさせるのでしょう。

 古いものでも塗りなおしたりするのでいつのものかはわかりません。日本のように美術品という感覚はないようです。

 大きくて 迫ります。

 お寺には大体キレイなものが安置されています。

 チベットの人たちは財産すべてを寺に寄進してしまうようなことが珍しくないのです。

 これも頻繁に塗り替えられています。

 ラサ空港から市内までの100kmの道のりの途中にて。

 いたるところではためくタルチョ。

 風でひらひらするたびにお経を読んだことになり自動的に功徳がたまります。

 午(うま)年のタルチョ。

 午年は13倍返しの功徳があるということで、今年の巡礼者の数はうなぎのぼり。

 ちなみにここでは亥(いのしし)年というのはなくて代わりに豚年というのです。

 早速日本に持ち帰り試してみました。

科学が私たちの生活に欠かせなくなっても私たちの生活には仏教が根ざし
気がつかないところでかかわっています。

Lhasa Tibet 2002 8/30 佑光